GE系金融37億申告漏れ 利益海外移転
ゼネラル・エレクトリックグループで米国大手ノンバンク「GEキャピタル」子会社(本社:米国デラウエア州)の日本支店が東京国税局の税務調査を受け、03年12月期までの2年間で約37億円の申告漏れを指摘されていたことがわかりました。
グループ傘下で「ほのぼのレイク」を展開する消費者金融会社に融資した際、過大な金利を設定して得た利益を保証料の形でGE子会社の日本支店に移して日本国内での課税を免れたとのことです。追徴税額は過少申告加算税を含め約8億円です。
アメリカ法人の日本支店を利用して、日本で得た利益をアメリカへ移転したということですが、日本支店とアメリカ本社の間の送金は自由に行えますので、このようなことが可能になり、問題となりました。
アメリカ本社と日本子会社の間に適用される移転価格税制ではなく、利息と保証料の金額設定について問題があったとして追徴したとのことですが、妥当な利息や保証料の決定方法は移転価格税制の趣旨を考慮しているものと思われます。
アメリカ本社(デラウエア州)で日本支店があるようなケースで、アメリカへ利益送金する場合には注意が必要です。
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